フィンエアーが欠航!ホテル&食事の無償提供と600ユーロの補償で得した気分!?

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こんにちは、ジンです。

今日は友人の話です。

こんなブログを書いていると「お前、飛行機詳しいよな」と航空券の手配について相談を受けることがあります。

今年の春に友人から受けたオーダーがこれ。

「7月上旬。東京からフランクフルトへの旅行。乗り継ぎは1回までOK。予算は15万以内。できればJALのマイルを貯めたい。」

なんと!旅の計画、という一番楽しいところをやらせてくれるなんて。

JALの直行便はエコノミーでも20万前後と手が出なかったので、予算内にも収まるフィンエアーの乗り継ぎ便を提案しました。

フィンエアーはフィンランドの航空会社。
日本からは、成田、中部、関西空港からヘルシンキまでの直行便があり、約10時間のフライトで到着します。

ヨーロッパの都市としては、最短ともいえる近さです。

フィンエアーの人気はその近さを利用した乗り継ぎ便の利用。

乗り継ぎ便は、時に無駄な遠回りになることがありますが、ヘルシンキからヨーロッパ各都市への乗り継ぎは距離&時間的にも効率よいことから人気のようです。

また、フィンエアーはワンワールド所属。

チケットの種別によってはJALマイルも貯まるし、JGC修行にも使えるし、すでにJGCホルダーだったら、ワンワールドのステータスも発揮できます。

予約したのはこんな便

というわけで提案の上採択、友人が予約した便は以下です。7月某日。

AY74便 11:00成田 15:20ヘルシンキ

AY1415便 16:55ヘルシンキ 18:35フランクフルト

所要時間で15時間弱。成田からフランクフルトは、直行便でも12.5時間くらいかかるので、ロスも少なく乗り継ぎできるフライトです。

ただ提案しただけとはいえ、なんだか微妙に責任を感じます。
しかも勧めながらなんですがフィンエアーにのったことも、ヘルシンキで乗り換えたこともないのでどことなく不安を感じます。
口コミ悪くないし、まいっか、と思っていたのですが。

欠航・・・

いよいよ出発当日。

日本時間の20時頃、すでに機上の人のはずの友人からラインが届きます。

友人「欠航した。まだ成田にいる。」

ジン「。。。」

欠航への静かな怒りがなんとなくこちらに向かいている気がして、責任を感じます。

「お前、どうにかしろよ」

の聞こえない声も聞こえてきます。

なんでも、機材トラブルのための欠航とのこと。

すでに友人は翌日朝改めて空港に来るようにと案内され、空港近くのホテルとホテルでの食事を無償提供されていました。

というわけで、友人に最善の方法を提案するべくいろいろ調べました。

フィンエアーでは、以下のように規定されています。

フライトのキャンセル

場合によっては、予定されていたフライトが運航されないこともございます。フライトがキャンセルされた場合、お客様にできるだけスムーズにご旅行を続けていただけるように、代替のフライトと旅程をお調べいたします。フライトのキャンセルについては、SMSを通じてお伝えする予定です。またこの場合、お客様のチケットの有効期限に従って、ご旅行を別の日程に延期することもできます。または、未使用のチケットの払い戻しも可能です。

ホテルでの宿泊と陸路での移動

同日に代替のフライトやその他の交通手段をご利用いただけない場合、状況に応じて、軽食またはお食事に加えてホテルでの宿泊を手配いたします。 空港に近い宿をご用意するように努めますが、場合によっては、利用可能なエアポートホテルの部屋が不足しており、空港から少し離れた宿を予約しなければならないこともございます。目的地によっては、宿泊先とフライトの手配を待つ代わりに、最終目的地まで陸路で移動することも可能です。バスまたはタクシーで市街地まで移動し空港に戻る場合もあります。 当社の地上スタッフは、お客様にできるだけ快適にご旅行を続けていただけるように、こちらの選択肢についてもお伝えいたします。

とりあえず、初期対応はしっかりやってもらえたってことですね。

ただ代替フライトの提案は翌日空港で、となったらしいです。

というわけで、いろいろ調べて、以下2つ挑戦するよう伝えました。

その1 JALの直行便へ振り替え交渉してみる

翌日空港カウンターにて。

振替便として提案があったのは、案の定予約便と同じ

AY74便 11:00成田 15:20ヘルシンキ

AY1415便 16:55ヘルシンキ 18:35フランクフルト

だったそうです。

そこで挑戦その1。

同じワンワールドのJALのフランクフルトへの直行便に振り替えてもらえないか、交渉を勧めました。

結果、上司と相談の上すんなりOK出たそうです。

振り替えてもらえたのは以下です。

JL407 11:25成田  16:30フランクフルト

空席状況などにもよるのだと思うのでラッキーだったのかもしれません。
が、航空会社の方に全部任せるのではなく「ちゃんと希望を伝える」ことは大事な気がしました。

結果、当初高くて購入は諦めていたJALの直行便に振り替えてもらうことに成功しました。

同じアライアンスなら他社便への振り替えもあり得る、ということが分かりました。

その2 EUの規定に基づき補償を請求してみる

EUは消費者保護を大事にしているとのことで、飛行機を利用する乗客にも不利益が発生した際に補償を受ける権利が与えられています。

不利益とは、遅延、欠航、オーバーブッキング等のこと。

これは、EUに住んでいなくても該当するフライトの利用者であれば補償を受けることができます。詳しくはこちらへ。

Travellers' rights - flight delays, cancellations and overbooking (passengers unable to fly on flight they booked)

フィンエアーではありませんが、ルフトハンザ航空が日本語でも情報をまとめてくれています。

ブログではこちらのサイトが分かりやすかったです。

いろんな情報をまとめると、今回のケースは

・EUに到着する長距離フライト

・欠航(キャンセル)の理由が”機材トラブル”

・すでに代替便搭乗までの宿泊と食事は無償提供済み

・当初便から24時間近く到着が遅れた

ということで、600ユーロ補償してもらえるのでは、と考えられます。

条件は複雑なのでよく調べてみる必要があります。ヨーロッパ便でよくある「乗組員ストライキのため欠航」は補償を受けられないようですね。

そこで、帰国後、フィンエアーへ補償の請求を勧めました。

請求は公式サイトから行えます。

フィンエアーから返事がくる

サイトには返信まで10日前後かかる、とあります。

また、ブログなどではキャンセル補償に関しては数ヶ月待った、なんて話もありますが、1週間で返事がきました。

内容はまとめると、

航空会社では派生的損害については免責としますが、欠航補償として600ユーロお支払いできる運びです。ついては振込先教えてください。振込みまで数ヶ月かかります。

という感じ。(もっと丁寧です。)

満額回答いただだけました!

「派生的損害については免責」というのは、欠航によって実際に起きた損害、たとえばホテル代が無駄になったとかコンサートの予約が無駄になった、そういうものは免責だけど、ひとまとめにして欠航補償として600ユーロ払います、ってことですかね。

ちなみに振り込み先を知らせた後、2週間で振り込まれたそうです。

申請から1ヶ月たたずに振り込まれたことになります。
ネットの情報とは随分違って、極めてスムーズ、かつ丁寧な対応でした。

まとめ

高額な航空券を買って楽しみにしていた旅行が欠航によってまる1日無駄になる。旅行者にとっては、結構なダメージです。どんな理由にせよ航空会社を恨みたくなります。
が、その補償が600ユーロ。

絶妙な気がします。

100ユーロそこらじゃ納得いきませんもんね。それが600ユーロ。約8万です。
でかいです。

一日無駄になった悔しさは残るものの、航空券代の半分以上帰ってきたことになって、友人も満足げ。

改めて定刻どおり飛行機が飛んでくれるありがたさを感じます。

ただし、この補償、フィンエアーから積極的に案内された補償なわけではありません。

補償を受けられることを知っていて、かつ自分で申請した場合にのみ受けられるものです。

知らないと損なことがまだまだありますね。勉強になりました。

皆さんも、もしヨーロッパにからむ便で欠航があったら、対象になるか調べてみてください。

また、振替便交渉は積極的に!

ジンでした。

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